2026/06/09解決事例
事例⑹:任意交渉から離婚調停へ——婚姻費用の確保と包括的解決
林間国際法律事務所がこれまでに携わった案件の実績・事例の一部を紹介します。
今後も随時、様々な分野の事件や裁判の解決事例をご紹介する予定です。
l 分野
離婚・家族法
l 相談内容
配偶者との関係が破綻し、離婚を決意されたご依頼者からのご相談です。まずは話し合いでの解決を目指して任意交渉から受任しましたが、相手方との協議が進まなかったため、離婚調停の申立てへと移行しました。離婚・親権・養育費・面会交流・財産分与・年金分割に加え、別居後の生活費を確保するための婚姻費用分担請求も同時にご依頼いただきました。
l 対応と解決結果
任意交渉段階から代理人として関与し、交渉が整わない段階で速やかに離婚調停および婚姻費用分担請求調停を申し立てました。婚姻費用についてはいち早く手続きを進めることでご依頼者の当面の生活基盤を確保しつつ、離婚・財産分与・年金分割・親権・養育費・面会交流のすべてを調停の中で一括して解決しました。面会交流については、お子様の利益を最優先に考え、第三者支援機関を活用した連絡調整型の仕組みを整えることで双方の不安を軽減しながら合意に至ることができました。
l 弁護士コメント
離婚を決意してから実際に離婚が成立するまでの間、生活費(婚姻費用)をいかに確保するかは、特に別居後の依頼者にとって切実な問題です。本件では、任意交渉の段階から受任し、交渉が難航すると見極めた時点で迅速に調停申立てに切り替えたことで、婚姻費用の確保と離婚成立に向けた手続きを並行して進めることができました。また、お子様を交えた面会交流は、双方の感情が高ぶりやすいデリケートな問題ですが、第三者支援機関を活用することで現実的かつ安定した運用の仕組みを調停条項に盛り込むことができました。離婚問題は、決意された早い段階でご相談いただくことで、選択肢が広がります。

